そして、なぜ腰痛になったかを診断します労働やスポーツによる筋肉性疲労からのものか、姿勢や骨格等に起因するもの、内臓から来たものか等、腰痛の原因は複雑です胃腸の弱い人の腰痛等では、食生活のチェックも必要です
ですから、単に骨がどうこうしただけの診断では、なかなか治らない場合が多いのです
はりの治療は、痛みをとりながら同時にストレスや内臓の不調を治します背中のツボは、腰痛の治療に使いますが、内臓にも効果があります
また自律神経を整える作用もありますので、よく眠れるようになったり、ストレスも解消するわけです
はりの治療は、副交感神経優位の状態になり、リンパ球が増え免疫を強化するという学説も出ています新潟大学医学部教授 阿保先生「免疫革命」参照
*不妊症の治療
最近、不妊症で来院する方が増えてきています結婚の晩婚化や、女性の社会進出による仕事上のストレスなど増加という女性の体の問題もありますが、
男性の機能低下という問題もあります人類の歴史から見ると、 妊娠は、そんなむづかしい問題ではありませんでした
もちろん昔から不妊症はありましたが、今のような状態ではありませんでした生物は分裂できるようにできているのですから昔は子供を作らないようにすることの方が問題だったのです
中国では、今でも一人っ子政策で、生んではいけないとされています今の不妊症の状態は、先進国の現代病といってもいいのではないかと思います
*****東洋医学の不妊症治療*****
まず、女性の体を正常な状態にすることが目標です誤った食事や、生活習慣が多すぎます朝からコーヒーだけの食事、薄着、会社での冷房、人間関係のストレスこんな生活では不妊になって当たり前ですもちろん、ご主人もです東洋医学の知恵は、こんな生活を改善させます
東洋医学では、全体的なアドバイスと治療を行います
*東洋医学的はり治療の方法は、****
@はりの作用は、
(ア) 鎮痛
(イ) 筋の弛緩
(ウ) 消炎(血流の改善)
(エ) 機能回復
Aはりのやり方としては、以下のように様々な方法があります
-まったくはりをささない子供などにする接触鍼や、すい玉吸角療法
-気持ちのいい、温灸、灸頭鍼療法(皮ふに直接にするのではなく、痕も残らない)
-頑固な痛み、神経痛には、ひねり鍼という挫刺や、刺絡療法
B治療院選びのポイント
患者さんの立場からすれば、どんな治療方法でも痛くなく治ればいいのいいのですが、治療院を選ぶ場合には、治療師や治療法との相性もありますから、電話やメールで、よく相談にのってもらい、納得してから、出かけてもいいと思います